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カングー車中泊にガラスシェードとカーテンを自作しました・防犯とプライバシー保護対策に必須

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車中泊してみよう~

 2020年式ルノーカングーをコツコツといじっています。今回は「快適車中泊」を目標に、なるべくお金をかけずにちょっとずつカスタムしてみました。

カングー後部座席を倒してフラットにた状態にベッド用パイプを組んだ全体像を車体後方から撮影した写真
カングー車中泊ベッド

後部シートを倒して人1人と大型犬1匹が横にるためのベッドを組み、カーテンや窓枠も自作しました。

ただあまりにもやっつけ仕事感があったので、後部左右の窓枠とカーテンレールを手直しすることにしました。

カングー後部座席を倒してフラットにた状態にベッド用パイプを組み布団を敷いてところをを車体後方から撮影した写真
カングー車中泊 自作のベッドとカーテン
自作窓枠と自作カーテンレールを付けたカングー車内を後方から撮影した写真
カングー・自作ガラスシェードとカーテンレール
自作窓枠と自作カーテンレールを付けたカングー車内を前方から撮影した写真
カングー・自作ガラスシェードとカーテンレール

窓枠とカーテンレールを取り付けるわけ

窓枠とカーテンは車中泊には必須です。車外から見られないように覗き見されないようにと、プライバシーを確保します。これは盗撮などの防犯対策になりますね。「窓ガラスにスモークを貼っていれば大丈夫じゃないの?」と思われる方がいるかもしれませんが、カーテンですと車の乗降の際にも車内が見えません。

カングーサイドスライドドア側にカーテンを下げた状態をドア開けて車外から撮影した写真
カングー・カーテンがあると乗降時も中が見えない

外からの目を気にしなくて済むので、ワンコと車内でゴロゴロできます。また、昼間の日差しカットや寒い時期の寒気遮断といった車内の温度管理も担います。

実際に夜の時間帯に車内で過ごしてみてわかった効果

本番車中泊する前に自宅庭で車中泊予行演習してみました。なかなかいいい感じにはなっていますが、カーテンはやはり隙間ができてしまうので、洗濯ばさみで隙間をなくします。

車内カーテンとシートベルトを洗濯ばさみで止め隙間を埋めた様子を撮影した写真
カングーカーテン・洗濯ばさみで隙間をふさぎます

この状態で佐渡島に愛犬と一緒にキャンプに出掛け、キャンプ場で車中泊をしてきました。その時の様子はコチラ

実際に車中泊2泊しましたが、なかなか快適でした。

メリット

  • 車の乗降の際に車内が丸見えにならないので、寝床が散らかっていても大丈夫
  • カーテンの隙間からこっそり外の様子を確認できる
  • 取り外しができるので、運転走行に支障がでない

デメリット

  • カーテンと車体との間に隙間ができるぶん車内が狭くなる

市販のではなく自作にこだわりたい理由

市販のものもありますが、サイズが合うかどうかわからない上、カラーも選べません。そしてなんたって高額です。

楽天のカングーシェード販売店のサイトをスクリーンショットにした写真
出典:Rakuten

だったら自分で作ってしまおうと考えました。自分の車だし、自分の納得する出来栄えでいいじゃないかと。カスタムについては知識も技術もありませんが、 検索すればきっとノウハウ動画などが見つかると思いました。見よう見まねでなんとかなるでしょう。

カングーに自作窓枠を設置するために必要な道具と作り方

カングー用の窓枠を自作してみます。

自作窓枠に必要な道具と材料

まずは道具と材料の準備です。

道具の準備

・窓枠の型どり用

  • 新聞紙1枚
  • 油性マジック太
  • ハサミ

・装飾用

  • 木工用ボンド

・ベニヤ加工用

  • 紙やすり No180前後
  • ジグソー
電動工具ジグソーを前側から撮影した写真

・ジグソーは、糸ノコのような歯が上下に動きます。

・カットスピードはそれほどではないのですが、小回りが利きカーブにも対応します。

・小さなカーブは歯を板に平行に合わせながらちょっとずつ削るようにして微調整します。

・使い方は簡単で、素人でも安全に使用できる電動工具です。

・ホームセンターによっては電動工具レンタルサービスで借りられます。

購入した材料

・ホームセンター

  • カラーべニヤ(900×450×250ブラック)・・・2枚 
カラーべニアのサイズと値段を撮影した写真

・手芸品店

  • 布(110×50)・・・ 1枚
  • 綿バイアステープ 巾広タイプ ・・・2個

カングー用の窓枠の作り方

①窓枠の型を取ります。新聞紙を押さえるようにして折り目を付け、マジックで線を引きカットします。何回か窓に当てて微調整し型紙にします。

②型紙をベニヤ板に合わせて型を取り、ジグソーでカットします。この時、表1枚・裏1枚ずつにしないと片側2枚になってしまいます。←私はまんまと右側が2枚できてしまいベニヤ板1枚無駄にしました。

電動工具ジグソーで化粧べニアをカットしたところを撮影した写真
化粧ベニヤを窓枠型にカット

③べニア板の切り口に紙やすりをかけ、布を木工用ボンドで貼り、淵を一回りバイアステープで巻きボンドで接着します。

窓枠の形にカットしたベニヤ板に布を貼り淵をバイアステープで1周巻いて完成した窓枠を撮影した写真
淵をバイアステープで止めて完成

カングーに自作カーテンレールを設置するために必要な道具と作り方

カングー用のカーテンレールを自作してみます。

※今回は作り直しです。隠しビス穴の探し方から穴あけまでの過程はコチラをどうぞ。

道具と材料の準備です。

道具の準備

 ・巾木の型どり用

  • 新聞紙1枚
  • 油性マジック太
  • ハサミ

 ・木材加工用

  • 紙やすり No180前後
  • ジグソー
  • 電動ドライバー・ドリル
日立電動ドライバーとドリル替え刃を撮影した写真

・木材の穴あけにはドリルを使用します。

・電動ドライバーの先端をドリルの歯に交換します。(交換できない機種もあります)

・使い方は簡単で、素人でも安全に使用できる電動工具です。

・ホームセンターによっては電動工具レンタルサービスで借りられます。

購入した材料

・ホームセンター

  • 杉板(10×90×1820)1枚
  • 塗料 (アンティークワックス)

※参考=作り直し前に購入した部品はこちら

  • 丸棒(1820×15)1本
  • ステイ 2枚
  • アイボルト M6×2個
  • アイボルト M8×2個

カングー用の窓枠の作り方

①杉板を半分にカットします。

杉板を半分にカットするために採寸してしるしを付けた状態を撮影した写真
杉板を半分にカット

②天井のふくらみ部分に新聞紙を当てて凹み部分を図り型紙を作ります。

③型紙を杉板に合わせて型を取り、ジグソーでカットします。「当てては削り」を繰り返し、ちょうどいいカーブを削りながら探ります。

カングー天井のでっぱり部分に合わせてカットされた杉板の仮止めした状態で撮影した写真
天井のでっぱり部分に合わせてカット

④角を丸め切り口にやすりをかけ塗装します。

型通りにカットされた杉板にアンティークワックスを塗りおわった状態を撮影した写真
アンティークオイルで塗装し完成

カングー窓枠とカーテンレールのカスタム事例

カングーカスタムは大先輩たちのSNSを参考に見よう見真似でやっております。私が参考にさせていただきました達人さんたちはコチラ。スゴイですね。もう異次元です。

まとめ

車中泊するには防犯・プライバシー保護対策は必須です。どうせだったら愛車カングーをオリジナルカスタムしてみてはいかがでしょうか。さらに愛着わくこと間違いなしです。

それにしても車中泊って怖いですよね。ビビり屋の私にとっては、どうしてあんな怖い思いをしないとならないのか?と思います。罰ゲームなんじゃないかって。車中泊するとかしないとかは別として、カスタムは楽しいので続けていこうと思ってます。

よろしかったら、Instagramも覗いてみてください。過去の改造をUPしております。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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